関町の町家

House in Sekimachi

閑静な住宅街の中、道路から引き込んだ路地に面して立地する住宅。

周囲は密集して住宅が建ち、敷地も広くはないので、路地を敷地や住宅の中にも取り込んで拡がりや開放感を確保するような家をつくりました。

屋内に入ると、天井の高い吹抜けの土間が路地の延長として現れ、その開放的な土間に面して中2階を利用した個室が立体的に配置されています。

中2階を設けたことにより2階は周囲の住宅より高くなり、リビングダイニングは明るく開放的な空間になりました。

また土間からは上階まで吹抜けが連続しているので、実際の面積よりも広く、家全体に一体感が感じられます。

この連続する吹抜けにより、夏季には土間から取り込んだ風が建物全体を通り抜け、エアコンの使用を軽減する効果がもたらされます。

所在地
東京都練馬区
主要用途
個人住宅
敷地面積
69.77m2
建築面積
34.02m2
延床面積
65.61m2
構造規模
木造2階建